ウィンドサーフィン・・・・・。
その言葉でそのスポーツをイメージされる内容は実にさまざまです。
夏の湖で、カラフルなセイルを立てて、ゆっくりとクルーズするように走る姿。
強風の風の中、モータボートのようなスピードで水面を滑走する様子。
大きな波の中、サーフィンのごとく波をメイクし、
そしてそのマストの高さ以上にジャンプ!する。
ウィンドサーフィンは、セイルとボードを使い、
風の力だけで動き回ることができるスポーツであることに
変わりありませんが、実に多彩な楽しみ方ができるマリンスポーツでもあるのです。
場所によって、技量によって、そして趣向によって・・・・。
スピード!
クルージング
まずウィンドサーフィンを覚えた人は、海や湖の上をスルスルと風の力だけで
滑ってゆく「感覚」に感動することでしょう。
たとえそれがすごいスピードでないとしても、
それは何ともいえない新鮮な感覚で、気持ちがいいものです。
そしてふと振り向くと、ずっと沖に出ている。
海の沖から見るビーチの風景は、これまた新鮮です。
そう、海の上を自然の風の力だけで、
自由に移動できる「乗り物」と「スキル」を手に入れたのです。
この感覚は、このスポーツを始めたたての時期にもう感じることができます。
きっと、もっと速く、そしてもっと自由に乗れるようになりたい…
そう思うでしょう。
プレーニング
これは風がある程度強く吹いたとき、ボードが水面を滑走する状態をいいます。
そのスピードは最初は自転車を速くこいだときくらいの感覚から、
そのうちオートバイで走るような次元にまで達します。
水面をすべり、時に跳ねながらプレーニングしていくとき、理屈ではなく、
恍惚な感覚をだれしもが味わうでしょう。
でもそこまでいくには・・・・・少し練習、努力が必要なのです。
でもだから、多少の優越感とともに、
このプレーニングによる「楽しさ」は格別なのです。
ウィンドサーフィンでプレーニングできるようになれば・・・・
もうあなたはこの世界から離れられない、そう断言します。
ジャンプ
ウィンドサーフィンはプレーニングするとずいぶんとスピードがでます。
そのスピードと、波を使って大きくジャンプすることが可能です。
高さは・・・・そのマストのてっぺんに及ぶほどです。
セイルという羽を持って、波の斜面のジャンプ台をかけあがり、
そして空中へ・・・・・。
海をはしり、跳ぶ。
海がとても身近なものになり、そしてずっとここで暮らしていたかのような、
そう自分がイルカになったようなそんな感覚。
海の上での「自由」を手に入れたとき、
多くの人はその人生観が強く変わったといいます。
波乗り
ウィンドサーフィンでも、サーフィンのようにウェーブライディングが可能です。
サーフフィンのそれよりも、もっと早いスピードで、
波間を走り回ることが可能です。
ゲッティングアウト(波の間を沖へ出ること)も、
ウィンドならハイスピードで時はジャンプしながらすることも可能です。
コンテストも多く行われています。
競技志向のの人は、そちらに進むのも楽しいかもしれません。
でもあくまでも、ぼくたちの「相手」は海・・・です。
多くの楽しみ方ができるウィンドサーフィン。
以外にそれを習得することは簡単です。
一日で沖へ出て、帰ってくるところまで習得することが可能です。
すぐ楽しい・・・・でもその奥は深く、あなたのライフスタイルに
大きく影響すること、確実です。
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